1. HOME
  2. ブログ
  3. ナレッジ
  4. お名前ドットコムで管理しているドメインを使用して、Google WorkspaceのセカンダリドメインURLでGoogleサイトを公開する方法

BLOG

ブログ

ナレッジ

お名前ドットコムで管理しているドメインを使用して、Google WorkspaceのセカンダリドメインURLでGoogleサイトを公開する方法

はじめに

この記事は、すでにGoogle Workspaceを使用していて、2つめのドメイン(セカンダリドメイン)でGoogleサイトを公開したい方向けです。
:すでにclick.jpドメインで運用中で、example.comでGoogleサイトを公開したい

お名前ドットコムのネームサーバーを使用していない場合は、この手順ではうまくいきません。
:他社のレンタルサーバで、すでにexample.comドメインのウェブサイトやメールを運用中はNG

Google Workspaceでの操作には、ドメインの設定の管理者権限が必要です。

1.ドメイン所有権の証明

あなたが本当にドメインの所有者なのかGoogle Workspaceが判断するための、本人確認のための手続きです。

Google管理コンソールにログインして、確認コードを取得します。

管理コンソール>ドメイン>ドメインの管理

セカンダリドメインを追加して、「google-site-verification=…….」からはじまる文字列が取得します。
次のステップで使用するためにコピーしておきます。

参考:セカンダリ ドメインを追加する
https://support.google.com/a/answer/7502379?hl=ja

参考:Google Workspace のドメインの所有権を証明する
https://support.google.com/a/answer/60216

参考:ドメインの所有権を TXT レコードで証明する
https://support.google.com/a/answer/183895?hl=ja

2.ドメイン所有権をドメインホストに設定

Google Workspaceで取得した「所有権」をもとに、お名前ドットコム(ドメインホスト)にTXTレコードとして追加設定します。
これは、インターネット上で、お名前ドットコムとGoogle Workspaceを結びつけるための情報となります。

ドメインNavi>ネームサーバ>DNSレコード設定
「google-site-verification=*****」からはじまる文字列をTXTレコードとして追加

設定例

ホスト名 TYPE TTL VALUE 優先 状態
空白 TXT 3600 google-site-verification=***** なし 有効

ネームサーバ変更時の注意

変更が反映されるまで、数分~数十時間ほどかかる場合があります。

参考:【ドメイン】Google Workspace(旧G Suite)のご利用手順
https://help.onamae.com/answer/20389

3.Google管理コンソールでドメイン所有権を証明

再びGoogle Workspace管理コンソールで、「ドメインを追加して所有権を証明」をクリックします。
Google Workspaceがインターネット上でお名前ドットコムへ確認を始めます。
完了しない場合は、2.の設定内容に問題がないか確認しましょう。

確認完了まで5分程度かかりました。

4.GoogleサイトをカスタムURLにする

Apps>Googleサイト>カスタムURL

  • 作成したGoogleサイトのURLを入力
  • 公開したいURLを入力

Google Workspaceでセカンダリドメインを使用する場合の仕様

  • セカンダリドメインで公開したい場合は、該当ドメインのアカウントでログインして、Googleサイトを作成すること
  • セカンダリドメインの場合、ネイキッドドメイン(wwwがないURL)は使用できない
H5見出しa

ネイキッドドメインとサブドメインの例

  • http(s)://example.com/ ネイキッドドメインなのでNG
  • http(s)://www.example.com/ サブドメインなのでOK
  • http(s)://dl.example.com/ サブドメインなのでOK

    参考:Google Workspace サービスの URL をカスタマイズする
    https://support.google.com/a/answer/53340?hl=ja

    5.ドメインホストにカスタムURLの情報を追加

    4で決めたGoogleサイトの「カスタムURL」を、お名前ドットコム(ドメインホスト)にCNAMEレコードとして追加設定します。

    ドメインNavi>ネームサーバ>DNSレコード設定
    ghs.googlehosted.comをCNAMEレコードで追加します

    設定例

    ホスト名 TYPE TTL VALUE 優先 状態
    www.example.com CNAME 3600 ghs.googlehosted.com なし 有効

    ドメインNaviの設定画面では、ホスト名に「www」と入力するだけで「.example.com」は補完されます。

    6.開通確認

    ウェブブラウザで、カスタムURL「https://example.com/」にアクセスして、正常に公開できたか確認します。
    確認はGoogle Workspaceからログアウトした状態で行いましょう。

    ネームサーバの変更の反映には、最大でおよそ72時間かかる場合があります。
    複数のインターネット接続回線を利用して確認することで、より早く開通確認できる場合があります。
    :PCからの確認だけでなく、Wifiをオフにしたスマホで接続する

    スマホの4G経由で、10分程度で開通確認ができました。

    Googleのエラー画面(404など)が表示される場合は、Google Workspaceの設定が原因の場合があります。

    Google Workspace側の設定の確認

    • Googleサイトの公開設定、共有設定を全公開にすること

    関連記事