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5分で導入できた。NTT東日本-IPAが開発する「シン・テレワークシステム」実証実験がスタート

テレワークイメージ

在宅勤務やモバイルワークの手段として、リモートアクセスを検討されている方向けの情報です。今後、選択肢のひとつになるかもしれません。

この記事は、2020/4に執筆されたものです、最新の情報は、下記サイトをご参照ください。

NTT 東日本 – IPA 「シン・テレワークシステム」 緊急構築・無償開放・配布ページ

シン・テレワークシステム

まだ、実証実験の段階ですが、2020年10月31日まで開放されるようです。
https://business.ntt-east.co.jp/service/thintelework-system/

2021/8/5現在
【継続提供について】 2020/10/31 以降も本実証実験を無償で継続することになりました。

システムの概要(上記ウェブページから抜粋)

「シン・テレワークシステム」は、簡単で安全なリモートアクセスシステムです。
インターネットに接続されているパソコンであれば、離れたところにあるパソコンに対してどこからでも接続ができ、全ての通信がSSLにより強力に暗号化されますので安心してご利用頂けます。

  • グローバルIPやルーター/ファイアウォールの設定は一切不要です。
  • 一般的な企業で導入されているHTTPプロキシ型のファイアウォールにも対応しています。
  • NTT東日本の「フレッツ回線」に限らず、各種インターネット回線でも利用可能です。NTT東日本との契約やユーザー登録は、一切不要です。

連携協力組織で研究、開発または整備されてきた各種ソフトウェア技術や実験用通信インフラを一つに統合して、緊急に構築をしたものであり、無保証かつ非営利で、一時的に開放するものです。

実際どうなの?

試してみたところ、オフィスのPC・自宅のPCに、それぞれダウンロード・インストールすることで、5分で利用開始できました。PCの基本的な操作ができる方なら、1日程度あれば、使い始められるような簡単さです。

ダウンロードページ

赤枠部分が、オフィスのPC(サーバの役割)にインストールするプログラム。
緑枠部分は、自宅のPC(クライアントの役割)にインストールするプログラム。

Androidスマホのテザリング機能でも接続できました。(若干操作にもたつく感じはあり)モバイルワークでも、活用できそうです。

リモートアクセス導入で、敷居が高い「ルーターまわりの設定が不要」ということで、すぐに試すことができますね。

注意点として

  • パソコンが2台必要(通常使用しているPCと、テレワーク先に持ち出すPC)
  • Windowsに対応、macOSのパソコンは対象外
    2021/8/5現在「シン・テレワークシステム」 HTML5 版 Web クライアントを公開しました。Mac や Chromebook から職場の Windows PC をリモート操作できます。
  • スマホからのアクセスはできない
  • 情報セキュリティ等について、社内の規則に従って、導入をご検討ください。

IPAとは

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

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