第10回 教育・ITソリューションEXPO(EDIX)で3つの見どころ
今年も行ってまいりました。(今年は、出展社ではなく、「客」の立場での見学です)
早速、参加した3名それぞれの「見どころ」をお伝えします。
教育分野 日本最大* 大学、教育委員会、学校、塾が来場する展示会「学校・教育 総合展」3つのみどころ
*同種の展示会との出展社数および製品展示面積の比較
2019年6月19日(水)~21日(金)に青海展示棟で開催され、事務局の発表によると、3日間の合計来場者はおよそ30,000人だそうです。
その1:VR模擬授業 PREMEDIA CUBE(加藤文明社様)×学校法人 花園学園 花園中学高等学校様
先生による「教育向けVRアプリシリーズ for zSpace」を用いた模擬授業を体験しました。
VRというと大掛かりなヘッドセットを着用するかものと思いきや、スマートなメガネと、ペンデバイスで操作するタイプなんです。
授業の内容は
- 3Dモデルの地形をいろいろな角度から観察したり、断面をスライスできる
- 無償提供されているGoogleや国土地理院などの地形データを活用できる
- 歴史と地理の関わりから、興味が広がる
タッチペンで、画面のアイコンを操作したり、空中をつかむような操作は、コツがいる感じでしたが、ゲーム慣れしている子供なら簡単なのかもしれません。
映像やゲームなどの没入感よりも、ぐりぐり動かして観察したり発見を促す狙いがあるようでした。
子供たちが調べる学習で使うインターネット検索では「画像検索から探す子が多い」という言葉が非常に印象的でした。
「答えを早く探す」よりも「面白そうなものを見つける」ことができそうです。
(取材:浅野)
その2:学内専用電子マネー「UNIPA Pay」
学校事務システムの「UNIVERSAL PASSPORT」から「UNIPA Pay」がリリースされていました。
証明書発行や学食の支払いが可能になるだけでなく、ユニパから決済や食事の履歴まで見ることが出来るそうです。
ポイントしては
- IC学生証で支払いが可能になる
- 教職員が学生にポイントを付与し、学習意欲の向上を図れる
- レジの混雑解消など業務効率化
- ポータルと連携して履歴が見える
キャッシュレス化が進む中で、非常に面白い取り組みだと思います。学内電子マネーはブランディングにも一翼を担うのではないでしょうか。
また、当社のシラバスシステムは「UNIVERSAL PASSPORT」を導入していても連携して使用することができます。ぜひご相談ください。
(取材:HS)
その3:GAKUEN EXシリーズ「UNIVERSAL PASSPORT RX」
7月にリリースされる新製品「UNIVERSAL PASSPORT RX」の展示とデモが行われていました。
本製品のコンセプトは教育支援システムへの進化、教育機関から求められるICTを活用した最新の学術環境の実現とされております。
シラバスシステムを中心としたポータルページ(基幹システム)を提供することにより、履修登録/閲覧/公開/出欠管理/教室予約/授業支援/就職支援/研究実績まで、全て本システム内で一元化する仕組みが構築されています。
開発元である日本システム技術株式会社はこれまでの豊富な導入実績から得た各々の情報を製品作りにフィードバックさせており、まさに当社が目指すところにあるものと実感しました。
当社シラバスシステム開発においてもユーザニーズにお応えできる製品開発作りに万進したいと存じます。
(取材:営業S)