テレワーク助成金の実績報告を行いました
6月に「支給決定」の審査結果がでたテレワーク助成金ですが、およそ3か月かけて実施完了して、実績報告を行うことができました。
今後の流れとしては、報告内容に不備がなければ、助成額の確定ののち、助成金の請求となります。
以前に書いた記事「審査結果」については、以下をご覧ください。
想定外だったこと・解決策
当社は主に、パソコンやモバイル端末と、それに付随するカメラ・ディスプレイ関連を申請しておりましたが、発注予定のパソコン・カメラは、欠品・納期遅延が発生しました。
購入予定のパソコンについては、Lenovo、HP、DELLとすべて海外メーカーのものでしたが、結果として、すべて、再見積もりになりました。
原因については詳しく書きませんが、「工場が○○のため納期遅延」や、「見積もりから数か月経過して販売終了」ということでした。
特に、メーカー直販のCTO(注文仕様生産方式)の製品の場合は、納期延期が毎週のように続き、キャンセル~代替え商品発注となりました。
支払い後でしたが、担当営業に問い合わせて、同じ金額で代替えの提案をもらえて良かったです。(変更が多いと、提出する書類が増えます)
注意点
購入機器の変更は、欠品等による同じ品目であれば、財団への連絡・承認不要で代替品が購入可能ですが、実績報告で見積書・カタログ・「理由書」が必要となります。
- 同じ品目で代替品への変更(パソコンのスペック変更等)
- 見積価格から購入価格の変更
- 購入先の変更
理由書には、変更前後のメーカー・型番、価格、理由を明記することとなりますので、しっかり、再見積もり~発注…の流れで証跡を残しましょう。
当社では、スマホの色違いなどで、金額が変わらなくても、型番が変わる場合は、再見積もり・理由書を提出しました。
※購入機器の変更は、欠品等による同一品目内における変更以外は認められません。「パソコン→スマホ」のような品目変更は不可です。
理由書のひな型データが財団Webサイトに見当たりませんでしたので、Wordで作成しました。自己責任でご自由にダウンロードしてお使いください。
理由書ひな型[WORD]
スムーズに実績報告するためのコツ・注意点
Lenovo、HP、DELLなどのオンライン直販でも、法人アカウントを作成するなどして、担当営業さんについてもらうことで、「見積書・注文書・納品書・請求書」の4点セットが揃えやすくなります。
支払いは、口座振込が原則です。Amazon、Monotaro、ヨドバシカメラなどの小売量販店でも、かけ払いや、請求書・口座振込ができました。
スケジュール関連
- 助成事業の実施期間(完了期日)は2020/12/31まで(9/30から変更)
- 実績報告期限も、2021/2/1まで(11/2から変更)
事業終了後
- 助成事業終了後に立ち入り検査がある場合がある
- 助成事業終了後も適切に管理しなければいけない
- 機器類を他の用途に使用するには、事前承認が必要
事業継続緊急対策(テレワーク)助成金の実績報告について(2020/9/10現在の情報)
東京しごと財団公式サイト
https://www.shigotozaidan.or.jp/koyo-kankyo/boshu/kinkyutaisaku-zisseki.html