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webサーバ・メールのログを監視(モニタリング)してみよう

オリンピックまであとわずか! メダルラッシュか?!

さて本題ですがログをモニタリングするのは基本中の基本です。
よく「繋がらない」「動かない」「届かない」と途方に暮れる方がいますが不具合が発生したらまずログを見てみましょう。

httpdサーバのログ

こちらのようにインストールすると(webサーバにSSH接続できるていること前提です)

$ sudo tail -f /var/log/httpd/access_log /var/log/httpd/error_log

でhttpdサーバのアクセスログ「/var/log/httpd/access_log」とエラーログ「/var/log/httpd/error_log」をリアルタイムに見ることが出来ます。「Ctrl」+「c」で停止します。
httpdサーバのログ出力パスは「/etc/httpd/conf/httpd.conf」に記載されています。
「仮想ホストを追加しよう」では「/etc/httpd/conf.d/vhost1.conf」に

ErrorLog /free/www.wanko.com/logs/error.log
CustomLog /free/www.wanko.com/logs/access.log combined

と設定しているので

$ tail -f /free/www.wanko.com/logs/access.log /free/www.wanko.com/logs/error.log

でリアルタイムにログを見ることが出来ます。
「/free/www.wanko.com/logs/access.log」でブラウザからのアクセスを確認できHTTPプロトコルの理解にもつながります。
思い込みでそもそもリクエストが到達していないなんてことがありがちで恥ずかしい思いをします。「/free/www.wanko.com/logs/error.log」で不具合の原因を確認できます。

メール送受信ログ

$ sudo tail -f /var/log/maillog

でメール送受信の動作・送受信の可否をリアルタイムに見ることが出来ます。SMTPプロトコルの理解にもつながります。

WEBアプリケーションでは他にもデータベースのログも重要です。その他多くのログが「/var/log/~」に出力されています。例えば「samba」なら

$ sudo tail -f /var/log/samba/log.smbd /var/log/samba/log.nmbd

どうですか、常識人ならもうログをモニタリングせずにはいられませんよね。

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