Git マスターリポジトリの作り方
git活用していますか。ワンコはandroidアプリ開発やwebアプリ運用にガシガシ活用しています。ソースコードを参考にするだけでなく、クローンするだけで手元で動作確認まで可能なものまで存在します。このようなリソースの履歴管理専用のリポジトリがマスターリポジトリです。では、こちらの仮想ホストに構築したリポジトリ /free/www.wanko.comのマスターリポジトリの作り方を習得しましょう。
通常のリポジトリと区別する為、マスターリポジトリを置くディレクトリを作成しました。
$ mkdir /free/MasterRepository
既存のリポジトリ「/free/www.wanko.com」からマスターリポジトリ「/free/MasterRepository/www.wanko.com.git」を作成するコマンドが
$ git clone –bare /free/www.wanko.com /free/MasterRepository/www.wanko.com.git
Cloning into bare repository ‘/free/MasterRepository/www.wanko.com.git’…
done.
done.
これだけ、簡単ですね。文法は
git clone –bare “リポジトリ” “マスターリポジトリ”
で「–bare」オプションを付けます。マスターリポジトリ名は任意のディレクトリ名でよく、末尾の「.git」はあくまでも慣例です。
このマスターリポジトリから新たなリポジトリをクローン出来ます。例としてマスターリポジトリ「/free/MasterRepository/www.wanko.com.git」から「/free/www.usako.com」という新たなリポジトリをクローンしてみます。
$ git clone /free/MasterRepository/www.wanko.com.git /free/www.usako.com
Cloning into ‘/free/www.usako.com’…
done.
done.
文法はお馴染みの
git clone “マスターリポジトリ” “リポジトリ”
です。最後の「リポジトリ」を省略するとカレントディレクトリに「マスターリポジトリ」と同名のディレクトリが作られます。
$ git -C /free/www.wanko.com log
commit 1f9ab198db6345811288c052eeb421e2cc0de564 (HEAD -> master)
Author: Wanko <wanko@example.com>
Date: Mon Aug 16 17:36:16 2021 +0900first commit
Author: Wanko <wanko@example.com>
Date: Mon Aug 16 17:36:16 2021 +0900first commit
$ git -C /free/www.usako.com log
commit 1f9ab198db6345811288c052eeb421e2cc0de564 (HEAD -> master, origin/master, origin/HEAD)
Author: Wanko <wanko@example.com>
Date: Mon Aug 16 17:36:16 2021 +0900first commit
Author: Wanko <wanko@example.com>
Date: Mon Aug 16 17:36:16 2021 +0900first commit
www.usako.comリポジトリがwww.wanko.comリポジトリと同じであることが確認できます。40インチ以上のandroidデバイスってご存じないですか!!!