ウェブサイト制作でのGit活用(複製)
Gitとは?
「Git」は、バージョン管理ツールです。
例えばウェブコンテンツの追加・更新・削除の履歴を記録できるので、バックアップのために日時や編集者名のついたファイルを取っておくような運用方法から解放されます。
開発環境内にあるGit管理下のリソースをそっくり複製する手順。
/home/wanko/resource1 ★1
を新たに
/home/wanko/resource2
として確実に複製するには、zip や tar コマンドを使いアーカイブしたものを展開することが一般的でしょう。
でも最近はリソースをGitで管理するのが常識です。開発環境の場合 ★1 は自身がマスターリポジトリではなく、リモートのマスターリポジトリに対して push, pull していることがほとんどでしょう。複製するならリモートのマスターリポジトリから clone しましょう。
今回、訳あって まだマスターリポジトリを作っておらず・・・でも、簡単に複製できます。
$ git clone /home/wanko/resource1 /home/wanko/resource2
これだけ。履歴などが含まれているとサイズが大きくなりますので、もし履歴が不要なら次のように削除
$ sudo rm -Rf /home/wanko/resource2/.git
して、初期化
$ git -C /home/wanko/resource2 init $ git -C /home/wanko/resource2 add . $ git -C /home/wanko/resource2 commit
しましょう。
余談ですが ★1 を試行錯誤でいろいろ追加・更新・削除している途中で、一時的に最後のコミット状態のリソースを取得したい時にも使えます。本来 branch,checkout するものなのでしょうが、ワンコはアンドロイドの開発でたまにやらかします。
前提環境は
$ bash --version GNU bash, version 3.2.25(1)-release (i386-redhat-linux-gnu) Copyright (C) 2005 Free Software Foundation, Inc. $ git --version git version 2.18.0
ありがとうございました。 BY ワンコ